2006年3月29日水曜日

新規案件

新築住宅の依頼があり、敷地調査に行ってきました。場所はJR東秋留駅と秋川駅の中間に位置する、区画整理事業の施工された宅地です。クライアントは保険会社を経営するご夫妻と2人のお子さんで、住居スペースと事務所スペースを併せ持った併用住宅の計画です。60坪の敷地の中で、会社の成長に追従できる事務所スペースを確保しつつ,いかに住まいのプライバシーを守るかが、テーマとして掲げられました。


2006年3月28日火曜日

広尾O邸

住宅の建て替え計画の依頼があり、敷地調査に行ってきました。場所は都立広尾病院にほど近い、表通りから一本入った市街地に位置します。118坪のまとまりのある敷地に、現在、母屋とはなれの2棟が建っているのですが、はなれの老朽化に伴って、建て替えまたは全面リフォームを余儀なくされています。2つの選択肢のうちどちらで計画を進めるか慎重に調査をすすめながら、音楽家のオーナー夫妻が奏でるチェロの音色が似合う家作りを目指したいとおもいます。

2006年3月25日土曜日

NISHIYAMAさん

アーティストの西山仁さんが事務所に遊びにきました。自分が大学を卒業して間もないころ、西山さんには非常にお世話になりました。卒業後、就職せずに独立した自分には、当然のように設計の仕事はほとんどありませんでした。あっても住宅の一部のリフォーム依頼だったり、下駄箱の作成だったり、プロモーションビデオの撮影用背景セットの制作などもありました。設計やデザインの依頼ではなく、半ば工事の依頼でした。手先が多少器用だったので、道具を購入し、食べていくために自分に出来る工事はなるべ行っていました。自分で受注するそうした仕事だけでは足りず、工事の作業員アルバイトも同時に行っていたのですが、そのときに出会ったのが西山さんです。その後は公私共に大変お世話になっています。
近々トーキョーワンダーサイト渋谷で個展をされるそうで、今その準備の真っ最中との事です。
西山さんを紹介しているサイトはこちらなど

2006年3月16日木曜日

BUBBさんの仕事

桜山たぬきハウスでコラボレートさせていただいている空間工作舎バイブレーションズ代表;Bubbさんの三宿の工事現場を見学させていただきました。古い木造アパートを1FはSHOP、2FはOFFICEに改造してあります。アースデイ東京、フジロックフェスティバルのステージデコレーションなどを手がけるbubbさんのライフワークは、ゴミ?ともガラクタ?とも言えるような廃材を利用して、独特の感性で、訪れる人の感覚に訴えかける空間を作り上げることです。
今回の店舗では「解体で出た材料をなるべく廃材にしない」とのことで、切れ端の木材をファサードに貼っていました。独特です。民家の様でもあります。内壁はほぼ全面漆喰壁で仕上げてあり、中に入ると花粉症がピタリとおさまります。たぬきハウスにもこの漆喰を壁に塗ってもらいます。