2008年5月30日金曜日

5TANDA SONIC VEGAS NIGHT


MS4Dが入居しているビル1Fスペースで、5TANDA SONIC(ゴタンダ・ソニック)の正式オープンを祝したイベント、GOTANDA VEGAS NIGHTを行いました。小雨交じりで天候も優れないなか、500人以上の方にご来場いただく大盛況となりました。5TANDA SONICはMS4Dを含め、同時入居した4社のクリエイティブ会社が、何か社会に発信していきたい!との思いで立ち上げ、本日正式オープンのお披露目パーティ開催の運びとなりました。如何に情報化社会が進化し、コミュニケーション方法がさらに多様化していこうとも、人と人が同じ時間と空間を共有して得られるコミュニケーションは、絶えることがないと思います。人と会って話すことによる刺激が、自分の創造性を活性化させてくれるとも思っています。本日もたくさんの人と会い、大いに刺激を受けました。

2008年5月26日月曜日

東京建築賞

東京都建築士事務所協会主催、 第34回東京建築賞、戸建住宅部門で五日市K邸が奨励賞を頂きました。これを励みに今後も精進します。

2008年5月20日火曜日

建築家は詐欺師だ!

こんな言葉に出会った。自分が直接言われたわけではないが、とある知人が漏らした言葉だった。自分も建築設計に携わるものとして、無神経ではいられない。では、何故このような印象を持つ人がいるのか。どうやら、建築家のコスト意識に原因があるようだ。勿論すべての建築家に当てはまる批判でないことは、言うまでもないが、コスト意識と聞いて創造するに難しくない状況が簡単にイメージできる。
エンドユーザーの視点からするとこれぐらいの予算の中で、最高のパフォーマンスのものを設計して欲しいと頼んだはずが、設計中に予算に対するアドバイスは少なく、優れた提案を毎回持ってきて説明してくれるのだが、いざ実行見積もりを取ってみると、はるかにオーバーした見積書が手元に届けられる。ダブルスコアーなんてことも、時としてあるようだ。少なくない時間を費やして設計を終えたところで出てきた、現実に、設計者を変更するなど後には引けない状況まできており、泣く泣く増額した工事費をのむか、費用を調整するために夢が詰まった設計を崩してゆく打ち合わせに時間が割かれる。もし自分が逆の立場であれば、そうした経緯から生まれてくる感情は、冒頭の”詐欺氏だ!”となってもなんら不自然ではないと思う。
設計者は工事を請け負う訳ではないので、工事金額を手前勝手に操作することは出来ない。ただ、プロとして自分が行っている設計がどのくらいの工事費になると予測を立てられないようでは、いったいどんな責任を持って業務を行い報酬を得ているのか、まるでわからない。
"「コスト下手」が設計を蝕む"少し前になるが4月28日付けの日系アーキテクチャの特集だ。そのなかで、良い言葉を見つけた。"工事費積算とは設計が完了した後に行うことを指すのではなく、常に設計と同時に進めるものである。"と。自分が経営するMS4Dでは、このコストコントロールに力を入れている。社内に積算士こそいないが、普段、入札を行った後、アシスタントスタッフでも見積書を査定する。施工業者が提出する見積もりの妥当性を検証するためだ。査定が出来るのであれば、積算は逆の手順を踏めばよいと考えれば、簡単な積算は出来る。工事費とにらめっこしながら設計を進めるわけだ。
相手の立場に立って見て、良いな、と思えること、そして今すぐにでも実行できることは、常にトライしていきたい。我々のような小さなアトリエ設計事務所が、社会的信用を勝ち得るには、勿論、独自の理念を構築し発信し続けることもさることながら、こうした些細な不信感を1つづつ丁寧に取り除いていくことも大切だと考える。

2008年5月18日日曜日

新規案件敷地

東横線大倉山に新築住宅の相談があり、ヒアリングを兼ね、敷地を見てきました。広いとは言えない大きさの敷地に、ヴォリュームいっぱいの木造3階建てをクライアントは希望しています。

2008年5月13日火曜日

アクロス建方

本日は朝から、越智大輔氏とコラボレーションで進めているアクロス工場の現場定例。竣工は8月末を予定。順調に進んでいる。

オフィスシェア

オフィスに新しい仲間が加わりました。空いているスペースをオフィスシェアするソブツキ氏はポーランド生まれのイラストレーター。新しい仲間が増えると、オフィスの空気も変わるものです。常に新鮮な空気が出たり入ったり、何か動きのある働く場所は、程よい刺激があり、心地よい。