2008年6月3日火曜日

リノベーションオフィス

東京臨海部のウォーターフロント、天王洲アイルにある、amanaグループの社屋にお邪魔しました。旧運輸省認定トランクルーム第1号企業である寺田倉庫の所有物件を大々的にリノベーションして、オフィスとして使用しています。元が倉庫だけあって、外観は窓も少なく、閉鎖的な印象を受けますが、内部は天井が高く、開放感があります。小雨が降っていたので、運河沿いに設けられたデッキスペースは誰にも利用されていませんでしたが、天気の良い日はさぞ、気持ちがよさそうな印象を受けました。オフィスは単純に働く人が作業するだけの場所ではなく、企業イメージを伝えたり、立地やその構えからその企業が持つ理念を感じ取ることが出来ます。上場企業であるamanaがこのような建物、立地にオフィスを構えていることに共感を覚えました。
時代の流れで、建設当時の用途として使用されにくくなっている建物は、この先もまだまだ出てくると思います。耐震性能や用途変更によるコンプライアンス、各種インフラの整備など、案件ごとに整備条件は異なりますが、まだまだ、可能性があるなと感じました。

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