2008年8月4日月曜日

開発

宅地分譲案件、購入の相談があり、現地に立ち会った。場所は千葉県東金市の東金レイクサイドヒル。総開発面積約167万平方メートル、計画戸数約2800戸。民間開発プロジェクトとしては首都圏屈指のスケールとのことだ。都心部から50km、車で1時間ちょいぐらい。ぎりぎり通勤圏といえるか。つい先頃まで、湾岸地区を含め、都心部のタワーマンション建設ラッシュがメディアを賑わし、都心回帰が謳われていたのが、記憶に新しい。昨今耳に入るのは、40km,50km圏内の開発。ここにきて、郊外化が進むのか?学生のころ、”建築と都市”、といったフレーズをよく耳にした。建築家は都市に向かうべきだと。。。。が、昨今、都市計画に一石を投じる建築家による意見は稀に感じる。一方で、ディベロッパーによる大規模開発はちゃくちゃくと進んでいる。なにか無力さを感じた瞬間であった。

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