2009年5月25日月曜日

煙常連客

A.C.O倉島氏、川人氏、CIA森江氏と渋谷の炭火焼屋で夕刻から会食。衣服が煙にいぶされることで有名なお店らしく、店内は白煙で充満。通いなれている4人中2人は、”この店のこの感じがいいんだよね。”などと初めて来店する僕に、ローカル習慣を教えてくれる。たしかに、こんなに煙たいのにお客さんでテーブルは埋まっている。不景気知らずの繁盛っぷり。近況報告、世代話、不況話、などで大いに話が盛り上がっている最中に、事態は起きた。いよいよ煙は濃度を増し、食材を焼いているのか、自分が燻製されているのか判別できなくなってきたころ、店員さんが窓を開けてくれた。ありがたい、と思うもつかの間、目の前の会食相手が見えなくなるほどの石炭臭の煙に包まれる。観察すると、窓から煙がもうもうと入ってきている。これもローカルルールのサービスの一環か?とのんびりしていると、倉島氏は”うっ”っと一声あげて階下に降りていってしまった。トイレ?隣の客が”なんか避難しろって言ってますけど”などと煙り常連客らしい、落ち着き払った様子。なんだなんだと階下に降りていくと、もう、視野50センチの煙天国。電気も消えている。これは間違いなく火事。ということで、煙り常連客のエスコートで皆落ち着いて避難。あっぱれだったのは、アルコールとローカルルールに惑わされることなく、自己防衛本能に正直に行動をとった倉島氏。

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