2009年8月13日木曜日

ボランティア精神と清明寮

母校都立立川高校の同窓会”紫芳会”が所有する千葉館山の臨海学校施設”清明寮”にお邪魔する。都立高校では珍しく、高校1年次に全員参加の臨海教室が実施される。運営は体育課や担任の先生、卒業生の有志によって行われるこのイベントに、高校時代水泳部で泳ぐのが得意だった自分は大学生の頃運営スタッフとして参加していた。今回は卒業生(OB)有志だけが集まって、思い出話に花を咲かせる会。すでに生徒がいる臨海教室は8月初旬に終了している。このイベントが、すばらしいなと感じるのは、昭和初期から続いている伝統行事であること、時代に取り残されたのではないかと思うほどボロボロな施設、必要最小限の設備や備品を皆で大切に使っている点。卒業生有志がかなりの人数集まって様々な形で学校行事をバックアップしている点、学校を離れた今でも運営スタッフの人脈がしっかりと繋がっている点。今回の集まりにも総勢30名、上は自分の父親の世代から、下は大学生くらいまでが、集まって酒を酌み交わしながら様々な意見交換を楽しんだ。先輩も沢山いらしたので、そんな中では自分は下っ端同然。最近はめっきり仕事の忙しさを理由に顔を出せていなかった自分にボランティア精神の大切さと、人と人の繋がりこそが宝だなと改めて感じさせてくれた。

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