2009年6月27日土曜日

部分最適と全体最適

コミュニケーションデザインインスティチュート、通称CDI植野勧さんと月島もんじゃ進行会共同組合の会長と会食。植野さんとはかれこれ10年来のお付き合いで、自分が大学卒業後、無謀にもすぐに独立し、食い扶持に苦労していたドミトリーアーキテクツ時代に、社会人経験の少ない自分にでも出来る仕事を紹介していただいていた恩師だ。話題は共同体精神、教育、におけるボランタリー精神について。地域産業活性化に不可欠な地域コミュニティ、学校教育と家庭内教育との中間的な位置ずけとして機能してきた、少年野球クラブやサッカーなどの地域教育。これらには、概してボランタリー精神にあふれた名物"おやじ"が必須で、人の子を叱るにも、コミュニティ活性のために一肌脱ぐのも、個人の損得勘定を越えた全体最適のための強烈な個性の持ち主で親分肌の”おやじ群”によるボランタリー精神がそれらを支えていたのではないかと。行過ぎた自由競争社会が、そんな精神を排除してしまったのではないかと。自分も今年で35歳。よい年齢になってきた。部分の最適化より全体最適を視野に入れた行動を実践していきたい。

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