2010年3月17日水曜日

山中湖の別荘

昨年の3月ころから、かかわらせていただいている”讃美ヶ丘別荘地”に新規で別荘を建てたいお客様と現地視察。土地を一緒に見て、どのへんの土地にどのくらいのものが建つのか、どんな暮らしを希望されているのか、相談と打ち合わせ。土地を購入され、僕に設計を任せてもらえるかどうかは、今のところ分からないが、新しい顧客がこの地に別荘を持ちたいと思ってくれることに、1年くらい関わっている関係者として誇りを感じる。この別荘地の”売り”は
1;都心部から比較的近いこと(車で1.5時間、東名でも中央でも可)
2;富士山の望める絶景(湖と富士山+原生林は雄大)
3;住人同士の良質なコミュニティ(いつもどこかでパーティ。皆さん仲が良い)
4;行き届いた管理体制(草刈、家の点検、除雪、などなど住人のかゆいところに手が届く。)
にあると、僕は思っている。別荘を持って、ゆっくり優雅にすごせたらいいな~とは誰しも1度くらいは思うかもしれないが、温暖湿潤な日本の気候で自然が豊かな場所に別荘を持つことは、自然との闘いであり、毎回使用するたびに草を刈ったり、家の痛んだ箇所がないか点検したり、掃除が大変だったり、虫と格闘したり、行っても特段することがなく、ゆっくりどころか退屈だったり、休日行こうと思ったら渋滞につかまるから、足が遠のき、挙句の果てには年間1,2回しか使っていないのに維持費ばかりが嵩んむ。などなど、別荘所有体験者の声を聞いて見ると、実に優雅さとは裏腹の生活が待っていることに気づく。が、ここ讃美ヶ丘の住人の声を聞いて見ると、なぜかそのような不平不満が少ない。エリア全体を管理している方々の功績もひとつの要だとおもうし、一緒にこの場所を良くしていこうとする、住人のモラルも相まって、良好な環境が形成できていると思う。MS4Dも中古山荘をひとつ所有させていただき、仲間入りさせてもらうことにした。

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