2010年3月23日火曜日

貢献欲

松永真さん、山中湖のプロジェクトでお世話になっている青山さんとの会合。耳に残る言葉がひとつ。人間の欲望はさまざまあるが(物欲、性欲、金銭欲、食欲、欲望と名の付く言葉は、どれも打算的で独りよがりでいやらしい響きをもつが、、)究極的な形は”貢献欲”だと言う。人生を大成できる人、商売の成功者はこの貢献欲が強いとか。思うに他の欲望は程度の差こそあれ、成し遂げられたとして、この貢献欲だけは、自分主体の欲求満足ではなく、他人の評価があってこそ満たされる欲望なので、時部んだけで完結することができないから、究極なのだと思う。奥さんに喜んでもらいたい、近所の人にありがとうと言われたい、会社の役に立ちたい、がどんどんエスカレートして、社会に貢献したい、になるのだと思う。自分お仕事は”社会へ貢献することです”とは、えらそうに良く言ったものだ!と人生の大先輩にかつて、説教を食らったことがあるが、この貢献欲は誰しもが少なからず持っている欲望なのだと思う。これを口にするか、心の奥に潜めた言動をするのかは、奥ゆかしさの文化を持つ日本では、受け入れられ方が大分異なりそうだが、誰かの役に立つ働きと、言動を心がけたいと、思った。

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