2010年4月20日火曜日

工藝舎キッチン

2003年の初夏に竣工した駒込駅から徒歩10分、六義園近くにある工藝舎キッチンに伺う。一昨日訪問したの逗子W邸は竣工後5年の月日が経っていたが、工藝舎は7年の月日が経ったとは思えないくらい、清掃と日々のメンテが行き届き、現役バリバリの飲食店兼、陶器屋さんだ。古びた感じは一切無く、木部は日に焼けて落ち着いた雰囲気を醸し出し、貫禄がついてきているなといった印象。なんでも、飲食スペースを拡充し、陶器屋スペースをコンパクト化する計画をされているのだそうだ。こうして、時間が経ってもお仕事の声を掛けていただけるのは、大変ありがたいお話だ。感謝。7年前の自分お仕事を見るのは少々恥ずかしいもので、その当時の判断と提案の経緯を思い起こす。改装にあたって、陶器のセール販売を行うとのことなので、お時間ある方は是非。工藝舎の公式WEBはこちら

工藝舎の打ち合わせ後、打ち合わせが予定よりも少し早く終わったので、本郷3丁目のFAROに立ち寄る。工藝舎キッチンの設計を行っていたころは、この本郷3丁目で現FAROの面々とDIVEという設計ユニットを組んで活動していた。ユニットといったら格好が良いが、要はひとつのオフィスを複数人設計仲間とシェアし、独り立ちして間もないそれぞれが、場所のシェアをすることで、運営経費を削減し、実績も当然少ないので、それもシェアし、お互いに支えあって活動していた次第だ。2,3十分の思い出話とお互いの近況話をして、本日は退散。(森君、突然の訪問にもかかわらず、お相手していただきありがとうございます。)FAROがオフィスを構える築70年のエチソウビルを背に、”頑張るぞ~!”と士気を奮い立たせるのであった。

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